MLST: eBURST

研究プロジェクトの関連で、ちょっと横道に逸れます。MLSTとeBURST Studyについて、復習を進めます。
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eBURST3のサイトhttp://eburst.mlst.netからeBURST3について、細かいところも含めて把握しておこう。2. Defining groupsを抄読する。

7つの遺伝子座のうち、6つのアレルが同一であった場合は、同じグループとするというのが厳格なデフォルト設定。一方、ゆるい基準では、7つの遺伝子座のうち、5つのアレルが同一であった場合に同一グループと判定する。

いずれにせよ、上記方法では、分類しきれないno STが一つ以上のグループとして存在し得る。

グループとは、eBURSTで一緒になった複数のST集合を指す”自然な”用語として用いられ、一方、Clonal Complexは、同じの遺伝子型が由来と考えられるSTのセット集合を指す。

6/7法では、同一グループに分類された分離株は、一つのClonal Complexに属すると考えられるが、5/7法では、eBURSTのグループが、同一のClonal Complexかどうかは、必ずしもそうならない。

3. Identifying the founder of a group and the patterns of evolutionary descent

6/7法では、すべてのSTは、グループ内の他の一つのSTのa single locus variant (SLV) であり、eBURSTは、すべてのSTをclonal clomplexとしてリンクする。


プライマリーfounder(起源となる株)は、単一の遺伝子座において、もっともたくさんの他のSTグループがあるものと定義される。

もし、2つのSTが同じ数のSLVであれば、Double locus variantsの数が大きい方がプライマリーfounderとして選択される。

4. Subgroups and subgroup founders

サブグループはeBURSTとでは、黄色表示となる。

5. Estimating the level of confidence in the predicted founding ST

次は、PhyloViz:
PhyloViz http://www.phyloviz.net については、

Last Modified on 2018年10月9日
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