Python mode for Processing: Ch04時系列-#2

次は、キーボード”[”と”]”で、デーブル内の対象データコラムを更新できるようにする。
global変数の使い方がようやく理解できてきた。
for in rangeの使い方(FloatTableクラス修正)に要注意。
※range関数は指定した長さの、連続した整数のリストを自動で生成する関数で、for文とrange関数を組み合わせることで、任意の回数だけループをすることができる。
for 変数 in range([始まりの数値,] 最後の数値[, 増加する量]):
#ループ処理
rangeには始まりの数値、最後の数値、増加する量の3つの引数があるが、このうち始まりの数値と増加する量は省略することができる。range()に数値を1つ渡すと、それが最後の数値となり、0から「最後の数値 ? 1」までの値が格納されたリストが作成される。つまり、0から実行されて、「最後の数値」そのものは実行されない点に注意する必要がある。

対象のコラムを動かす方法は、グローバル変数currenetColumnを追加し、draw()関数内で

と呼び出す。新たにdrawTitle()を作成し、

でコラム名をローカル変数titleに収めて、表示させる。
キーボード・キー”[” & “]”のプッシュでcurrentColumn変数を更新させるため、keyPressed()関数を以下のように作成する。

X軸yearのラベルを追加するため、drawYearLabels()関数内で、

としてグローバル変数yearInterval=10として設定した、10年で割り切れる年ごとだけをラベル表示させる。

figure_03_lables_py.pyde

次に、drawYearLables()関数内で、line()関数を用いて、X軸ラベルごとに縦の罫線を描画させる。

figure_04_grid_py_pyde