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anesthesiology, kyoto prefectural university of medicine 京都府立医科大学麻酔科学教室

Fwd: 大学院特別講義(7月6日、金曜日)のお知らせ

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From: “Tsukasa Okuda”Date: 2012年6月27日 11:03:16 Subject: 大学院特別講義(7月6日、金曜日)のお知らせ

大学院特別講義のお知らせ

分子生化学教室では下記の要領で大学院特別講義を開催します。

 

宮崎大学医学部の腫瘍生化学教授の森下先生は、レトロウイルス・インテグレーションによる白血病発症の標的遺伝子として、EVI1(Ecotropic viral integration site 1)を発見されたことでご高名ですが(Cell, 54:831,1988)、最近ではヒト症例での検討とマウスモデルを組み合わせたアプローチによって、造血器腫瘍発症メカニズムについて多面的な研究を展開されていらっしゃいます。今回の講演では、ご研究のバックグラウンドと最新の知見についてわかりやすく解説していただける予定です。

 

皆様のご来場をお待ちします。

 

記:分子生化学 大学院特別講義

日時:平成24年7月6日(金) 17:00〜18:30

場所:第一講義室(基礎社会医学学舎1階)

演題:「難治性白血病の発症機構」

講師:宮崎大学医学部 機能制御学講座
腫瘍生化学分野 森下和広 教授

 

講義要旨:急性骨髄性白血病(AML)の一部や、成人T細胞白血病(ATL)は未だ難治性白血病として新規治療法の開発が急務となっている。近年白血病幹細胞の概念が取り入れられているがそれを標的とした治療法開発は進んでいない。私たちは、こうした背景の中統合的ゲノム解析を基本として、多段階白血病発症機構の解明、さらに細胞内情報伝達系の解明や分子標的療法開発を進めて来た。講演では難治性EVI1高発現AML及びATLの分子病態を紹介し、それに基づく新規治療法開発の可能性について考察を試みたい。

 

連絡先:分子生化学 奥田 司 (内線5316)

 


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